#6 / 比嘉 晃一さん

投稿日: カテゴリー: WARASHIBE

出会いのわらしべ高校生

ーー世界を広げ、人を知り、自分を知る

高校2年生・ユウシ(田村雄史)が人と出会い、お話を聞き、次の人を紹介してもらい、会いに行く。わらしべ方式で人に出会い、関わっていく中で、大いに成長していく(かもしれない)ストーリー企画です。

 

>>> 第6回のご協力者
比嘉 晃一さん

広告代理店勤務
休日には岩手の伝統芸能鬼剣舞のメンバーとして活動中

紹介者:田村ゴー(グラフィックデザイナー)>>>
人が好きな人。周りに愛される人。安心をくれる人。いざという時に名前が挙がる人。優しさで出来ているヒガちゃんという存在自体が、周りに幸せな空気をくれます。そんな大らかで優しい空気に包まれながら、ヒガちゃんが芯に持つ「強い自分」に触れてきてほしい。

 

 

お仕事に趣味に、常にフルパワーで活動の比嘉さん。喫茶静香 にて、お話を聞かせてくださいました。

 

 

 

Q. 人と話す時に気を付けていること

 

ユウシ僕が挑戦から逃げてしまうってところがありまして、そこでそれを克服する為に人と会って話をしたり世界を広げて自信をつけるっていうところからこの企画を始めました。

 

比嘉どちらかというと僕は話をするより聞く側に回ることが多くて。

 

ユウシあ、僕もそうです。

 

比嘉でも、単純なことなんですけど、伝えたいことがある時は目を見て話すようにしてます。相手を視界に入れて話すようにしてる。あと、話をする為に準備をする。相手がどんな人か相手がどんなことを求めているか、それに対して何を話したらいいか、前もって準備をして行ってます。

たとえばプレゼンテーションの時には前もって10個質問を想定して備えて行ってます。そうするとドキドキしないというか、変なところで緊張するのは防げるかな、と。

 

ユウシ僕もすごい緊張する方で、人前だと頭が真っ白になって黙ってしまうところがあるので、それを克服しようと思っています。

 

比嘉じゃあ相手に喋ってもらったらいいんやね。誰もしゃべってない時間って気まずくなるから、止まった時に何か聞くことみたいな、ズレた話でもいいから、簡単な質問をしてみるとか。

 

ユウシなんでもいいから話題を作るってことですよね。

 

比嘉そのなんでもいいっていうのも、前もってふんわりとでいいから質問を用意しておくとかね。僕も飛び込みで営業する立場なんですけど、ひとつの話題を振ってそこに相手があまり興味がないって場合は違う話を振ってみたりだとか。それができるような準備をしてます。新聞の記事だとか、たまたま今日見たニュースの話でもなんでも。その時に黙ってしまうと、相手にしたら「喋りたくないんかな?」て思われてしまうので。

ちなみに逆に、今までの話で参考になったなぁて話は?

 

ユウシ井川さん(#1 )の「なんでもいいから一言返す」ってのを聞いてそれを実践しようと思ってるんですけど本番を迎えると難しくて出てこなかったりします。

 

比嘉何が気になって止まるの?

 

ユウシ話そうと思うんですけど、たとえばこう言ってくれてるからこう返そうって思った時には話が進んでしまってるというか、タイミングを逃してしまう。話した時に、これは僕が挑戦できないってのが問題なんですけど、間違ってたらどうしようって正解を探っちゃうところがあって。

 

比嘉当てにいこうとするんだね。

 

ユウシこう言ったら怒られるかな、とか。

 

比嘉僕も失敗したり怒られるのはキライだから、でも言葉にしてみたらなんでもなかったってことの方が多いし、自分の中で問題を大きくしてしまってることが多いんで。タイミングが遅くなってても「ちょっと気になってー」って切り出して、そしたら相手からしたら興味持ってくれてるんだなって思ってもらえるし、そうすると話も止まらないから、いいんじゃないかな。

 

相手に伝えずに自分の中だけで問題を大きくしないこと。
言葉にしてみたらなんでもなかったってことの方が多いから。

 

人に興味を持つには?

 

比嘉質問するのが一番かな。その「質問」が難しいのかな?相手がこだわってそうなもの、たとえば今回なら共通のFacebookやSNSの話題とか、たとえば今着てる服とかに触れてもいいし。一緒にご飯食べにいったり、遊びに行ったりするのが早いですよね。一緒に過ごす時間を持つタイミングが持てるといいですよね。

 

ユウシ僕は緊張しやすくて、あんまり知らない人と一緒に過ごすと食事があんまり食べられないんです。

 

比嘉(笑)僕ね、そういう面ではあんまり気にしないというか平気。まあ興味を持つというか、質問をしてあげると、相手が「あ、興味持ってくれてるんや」って心を開いてくれるから。でも逆にそこを考えすぎちゃうと喋りにくいって思われちゃうし、ちょっとだけでもいいから、喋るきっかけを作ってあげると相手も喋りやすくなるし。距離も近付くんじゃないかな。

興味がないってのは具体的にどんな風に?

 

ユウシ無自覚なんですけど、人によくそう言われるんですよね。対応がドライだとか、みんなが楽しい場面でも全然笑ってなくて指摘されたり。

 

比嘉でもそれって得やで。逆にユウシ君に笑ってもらえた方がその子達にしたら嬉しいと思うし。

1日1回笑ってみるとかいいかもね。課題として。課題っていうかな、ハードル低く設定して、今の自分から離れすぎないように達成できそうなことを重ねていって自信をつけていく。「自分からしゃべりかけるようにしよう」とか、「6限の間に1回、喋ったことない人に喋りかけてみよう」とか。人に興味ないなら、モノから入ってもいいわけだし。「それなに?」とかって。

今ある自分を無理に変えようとすると自分もしんどいし。続かないし。1個ずつ慣れさせていく感じで、小さな挑戦を繰り返していって、気が付いたら大きな挑戦が目の前に自然に現われたりするように。僕も明日大きな仕事とってきます!て急には無理やけど少しずつお客さんと時間を積み重ねて関係性を作っていかないと仕事もらえないし。ちょっと話ずれてきたりするけど、なんか質問ありますか?

 

ユウシ中学校の時は今と違って結構喋るタイプだったんですけど、京都に来てから知らない人ばっかりで変に緊張したまま過ごしすぎて聞く側に徹するようになっちゃって。愛知に帰った時とかに、お前もっと喋るやつだったのにな、とか言われて(笑)

 

比嘉僕は逆ですね。小学校の時、生徒会長やって頑張ってたんですけど、思春期に入って中学校高校と全然喋らなくなって、大学に入ったら知らない人ばっかりでまた喋るようになって。タイミングとか環境とか色々あるよね。喋らないことが「悪いこと」ではないと思うんで、自分を卑下することはもったいないんで。結局ありのままがよかったりするんで。無理に変えていく必要はないと思うし、それでも変えていきたいのであれば、いきなりは変わらんから、ゆっくりゆっくりでもちゃんと目標を見て意図して変えていけるようになるといいですね。

言葉の真意は完全には読み取れないものですけど、相手の裏を読んじゃうの?

 

ユウシたとえば家族と話し合いをする時に、ちゃんと聞いてはいるんですけど「こうしてほしい」って要望が読み取れないっていうか、うまく自分の中でまとめきれないので。それで全然、上手に答えられなかったりとか。

 

比嘉質問の意図が分からないってことかな?「もう1回言って」って聞き返してもいいよね。相手が質問がヘタなんかもしれんし(笑) 間違うことが悪いことでもないし、学ぶきっかけにもなるから。向こうは向こうで、伝わらなかったなって学べる機会にもできるし。

 

喋らないこと=悪いこと、ではない。
今ある自分を無理して変えようとするとしんどいよ。

 

感情表現の方法

 

 

ユウシ感情がうまく出せないというか、僕はすっごい面白いのに周りにはつまらなさそうに見えたり。僕の感情表現が微妙なのかなと思って。

 

比嘉僕は全然してないですけど、顔のマッサージとかしてみたら(笑) ちなみに僕は「え」がヘタだったりします(笑) 顔だけじゃなくて体を柔らかくしたりね。なんの話やって感じですけど。

面白いと思ったら、面白いって言ってあげるといいかもね。言葉で。一番人がイヤなのって、聞いてもなにも返ってこない時だと思うからなんでもいいから返してあげるとか。僕、本とか好きで、自己啓発系とかも読むんで、もし興味があったらそっち方面でも。

 

ユウシ僕、相槌っていうのも苦手って気付いて、どうしたらいいのかなっていう。ワンパターンになっちゃうので。「そうですねー」「なるほど」「はい!」みたいな。

 

比嘉それはね、相手の相槌を盗みましょう。レパートリーが少ないって分かってるんだからレパートリーを増やす為に人の相槌を盗む。相槌がうまくいくと会話も弾むというか相手が話しやすくなるしね。

 

 

フリートークをお願いします

 

 

比嘉高校生の中で流行ってる音楽はなんですか?

 

ユウシ僕、音楽は、映画「君の名は」のRADWINPSとか、皆が好きなのとはちょっとズレてて、バンプオブチキンとか。声とか好きで。

 

比嘉インディーズの時聴いてたな有名になってからもういいかなと思って。

 

ユウシ小6の時にセカオワにハマって、一度冷めてまた戻って。他の人の聞いてるKーPOPとかは聞いてなくて。友達が好きなのはTWICEとか(踊る

 

比嘉あーなんか見たことある、そのダンス。最近の人ってネットで踊る、とかありますよね。

 

ユウシうちの高校ダンス部があって、文化祭とかでダンス部がTWICEで盛り上がって。

 

比嘉ダンスは、僕等の高校の頃に入ってきたのかな?創作ダンスの時間とか。

 

”自分も人も納得させられるぐらい、内に秘めたものを掘り下げられるといいよね。”

 

比嘉そもそもなんでカフェをやりたいと思ったの?

 

ユウシいろんなジャンルの料理がやれることとか、「東京喰種」って漫画でカフェが出てきたりとか、漫画だからなんとでもなるんですけど(笑)そもそも最初のきっかけのひとつはそこですかね。昔から料理をしてきたこともあって。親ともそんな話をして。大分ふわふわはしてるんですけど。

 

比嘉なに系のカフェ?

 

ユウシ今は町家カフェってのが視野にあって、ベタなんですけど、京都らしいイメージがあって。カフェ多いので、尖っていける強みも必要なんですけど。

 

比嘉なんでやりたいか、「なんで」ってところって大事だと思っていて。僕は、決まった固定のものを売る、というのがピンとこなくて、「この人がこうしたものを売りたい」ってものに対して独自のデザインをして売るっていう広告業界にいるんです。

だからカフェがやりたいって時に「なんで」やりたいのかってところをもっと掘り下げられるといいかなと思います。「料理をするのが好きやから」だけだと、正直カフェに絞る必要はないわけで。カフェをやるっていったら、その一点で勝負していくしかないわけで逃げられないっていうものを背負ってやっていくわけで、もっと掘り下げて、なにがなんでもカフェをやりたいってところまで絞らないと途中でブレてしまうんじゃないかなとも思うので。そこまで辿り着く為に、いろんな経験を踏んで、カフェも巡ってみて。カフェ以外の選択肢も含めて、これや!て思えるところまで、話す人みんなを納得させられるようなところまで、この人本当にカフェやりたいんだなって思ってもらえるぐらいまで。

本当はもっと伝えたいことがいっぱい内に秘めてるんだろうなって思うので。自分が納得して、人も納得させられる、ブレない理由を探すのもいいかなと思います。前向きに悩んでいってください。

 

ユウシ鬼剣舞をやってらっしゃるのはどういうきっかけですか?

 

比嘉さんの参加している鬼剣舞の様子

 

比嘉中学校の終わりからレスリングをずっとやってたんですけど、高校までやりきって大学では他の事もしたいなと思って。たまたま和太鼓をやってる人と知り合って、古い物も音楽も好きなのもあって始めてみました。それから一生できるものはなんだってなったらレスリングよりも鬼剣舞かなって。バチホリックの平さんていう人がきっかけで始めてやってる。14,5年ぐらい続けてる。

 

 

 

 

第4回の上嶌 由美子さん(#4 )に続き、インタビューの後は田村家にお招きしました。お酒も飲みながら和やかな食事の時間を過ごしつつ、比嘉さんにストレッチを教えていただいたり、鬼剣舞や発祥の地の岩手のお話を聞かせていただいたり、比嘉さんの放つのびのびとおおらかな空気に家族一同癒されたのでした。

 

すべてユウシくんの手料理です。

 

比嘉さんによる腰の為のストレッチ講座タイム

 

比嘉さんのマッサージに悶絶する父・ゴーさん

 

 

比嘉さん、ありがとうございました!鬼剣舞の見学、是非伺います!
 
 

>>> 第6回のご協力者
比嘉 晃一さん

広告代理店勤務
休日には岩手の伝統芸能鬼剣舞のメンバーとして活動中

紹介者:田村ゴー(グラフィックデザイナー)>>>
人が好きな人。周りに愛される人。安心をくれる人。いざという時に名前が挙がる人。優しさで出来ているヒガちゃんという存在自体が、周りに幸せな空気をくれます。そんな大らかで優しい空気に包まれながら、ヒガちゃんが芯に持つ「強い自分」に触れてきてほしい。